ヒートショックの原因と対策!危険なのはお風呂だけじゃない!

出典 http://www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_5739.html
「ヒートショック」という言葉を知っていますか?
冬場に最も多いのですが、急な温度の変化により、体にダメージを受けることを言います。
場合によっては命に関わる危険な状態に陥ります。
急な温度差というのは、暖房のついている室内から外にでる時や、脱衣所からお風呂に入る時も発生しますね。
でも、もっと身近な意外な場所でも起きているんです!
今回は知らないと恐いヒートショックについて、お話したいと思います。
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ヒートショックの原因と症状

出典 http://www.irasutoya.com/2014/03/blog-post_1092.html
冬場は特に脱衣所が寒いですから、早く熱いお風呂に入って暖まりたいですよね?
衣服を脱ぐことによって急激に冷えた体が、湯船のお湯で一気に暖まるとどうなるか?
血圧や心拍数に急激な変化が起こりますね。
ということは、どういう結果になるか容易に想像がつきますね。
元々、血圧や心臓に異常のある方、お年寄りの方がこのような変化を体に受けたら、ダメージを受けるのも当然です。
脳卒中や心筋梗塞を起こしてしまっても、不思議はないのです。
このような状態をヒートショックと呼んでいます。
温度差で受ける衝撃のことですね。
時々、サウナで倒れてしまう人を見かけたりしませんか?
または、クーラーの効いた涼しい室内から炎天下に出て、倒れてしまう人。
これらもヒートショックによるダメージの可能性が高いのです。
冬場だけではなく、温度差が10度以上ある場所の移動にはくれぐれも注意しましょう。
自分は若いから…と油断は禁物ですよ☆
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意外な場所で起きるヒートショック

出典 http://www.irasutoya.com/2013/11/blog-post_3688.html
真冬はお風呂でヒートショックを起こしてしまう方がダントツに多いです。
気をつけようと思っていても、寒いですからつい、熱いお風呂に早く入りたくなってしまいますからね^^;
ところで、ヒートショックを起こしてしまう身近な意外な場所、ご存知ですか?
実は「トイレ」なんです。
トイレは小さい個室の場合が多いですから、暖房器具を設置することが思いつきにくいですよね。
でも、暖かい部屋から寒いトイレへ行くだけでも温度差があるのに、トイレで排泄すると一時的に体温も下がってしまいます。
よくトイレで倒れる人がいるというのも、ヒートショックが原因ということもあります。
暖かい部屋からトイレへ移動する際は、面倒でも上着を羽織っていくとか、小さなトイレ用ヒーターを設置するなど、対策を考えてくださいね。
温水暖房便座にするだけでもいいと思います。
ヒートショック現象への対策

出典 http://www.irasutoya.com/2015/11/blog-post_64.html
お風呂でのヒートショックが一番多いので、まずは脱衣所と浴室の温度差を少しでも縮めることから始めましょう。
脱衣所に暖房器具を設置するとか、下着は浴室に入ってから脱ぐようにするだけても効果アリです。
トイレなどでも同じことが言えるのですが、急に立ち上がったりするとよくないですよ。
お酒を飲んだすぐ後や、食後すぐの入浴も危険です。血圧が変動している時なので、食休みしてから入りましょう。
入浴後も注意が必要です。
寒い脱衣所で、一気に体が冷えてしまいますから、バスタオルはすぐ手に取れる所に用意しておき、着替えも近くに置いておきましょう。
足元や首の後ろをカバーすると、体が冷えにくいです。
ロングヘアーの女性は、髪を濡れたままにしていると、首から背中を冷やしてしまいます。
吸水性の高いタオルでしっかり髪を巻き、衣類が濡れないよう保護してくださいね!
今回のまとめ

出典 http://www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_9985.html
ヒートショックはお年寄りに注意が必要。私もずっとそう思ってきました。
実際に65歳以上の人がなりやすいと言われていますし、高血圧や動脈硬化などの持病がなければ、それほど気にすることはないと思っていたんです。
でも、近年では40代くらいの女性が突然、ヒートショック現象で亡くなった…という話を聞いたりします。
最近の女性は見た目も若いですし、体力もあると思っていたので驚きました。
これは他人ごとではないな…と。
気候の変動も影響しているのかもしれません。
真冬なのに暖かかったり、一転して寒波が襲って来たり。
こうなると自分の身は自分で守るしかありませんので、みなさんも油断せず暑さや寒さを我慢しないよう、上手に調節されてくださいね!
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