兜飾りや五月人形は何歳まで飾るもの?処分や供養の方法は?

出典 http://www.irasutoya.com/2016/04/blog-post_16.html
男の子が生まれたお祝いにと、立派な兜飾りや五月人形を飾るご家庭は多いと思います。
でも、こられはお子さんが何歳まで飾るものなんでしょうか?
小さいうちは喜んでくれるお子さんも、段々と恥ずかしがったりして飾らなくなってしまうようです。
そうかといって、収納しておくには場所をとりますし、縁起物なので捨ててしまうのも…。
迷う方も大勢いらっしゃるようです。
そこで今回は、兜飾りや五月人形は何歳まで飾るのが一般的なのか?処分や供養の方法についてお話したいと思います。
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兜飾りや五月人形は何歳まで飾るもの?
兜飾りや五月人形を何歳まで飾るかについては、諸説あります。
地域やその家庭ごとの習わしによってもかなり差があるようです。
その中のいくつかをご紹介しますね。
◆7歳まで飾る
江戸時代の頃は、男児の死亡率が高く「七歳までは神のうち」という考えから、数えで7歳まで飾り、その後は神社に奉納していたようです。
7歳まで無事に育てばもう安心だという目安だったのでしょう。
今でもこの考えで飾っている方もいるようですよ。
◆成人するまで飾る
昔の成人は「元服」といって、数えで12~16歳になると大人の仲間入りをしました。
今でいう15歳くらいに成人したので、15歳を区切りにしている地域もあるようです。
また、現在の成人という意味で20歳まで飾るという話も聞きます。
兜飾りはインテリアとして年間を通して飾っているご家庭もありますから、特に何歳までという決まりはありません。
お子さんが成人したからといって、飾るのをやめる必要もありませんし、要はみなさんの気持ち次第なんですね!
雛人形はさすがに出しっぱなしにはできませんが、兜飾りや五月人形でしたら、ずっと飾っていてもいいような気がします(^^)
なんたってご家族がお子さんの無事を願って贈ってくれたものですから♪
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飾らなくなった人形の処分方法は?

出典 http://www.irasutoya.com/2015/07/blog-post_494.html
大切な思い出の品である兜飾りや五月人形。
お子さんが成長して独立されたりすれば、飾らなくなってしまうご家庭も多いことでしょう。
残しておきたいのは山々ですが、処分を検討する時期も来るかと思います。
とても残念なお話なのですが、兜飾りや五月人形は粗大ゴミとして処分することが可能です。
親戚やお友達の所で引き取っていただけるというのなら、それでもいいと思います。
よその家庭が活かしてもらえたら…と考えるのであれば、ネットオークションなどで引き取り手を探すのもいいでしょう。
ただリサイクルショップなどでは、人形などは引き取ってもらえないことがあります。
やはり縁起物なので、買取不可というところも多いようですね。
お子さんの無事な成長を見届けたら、お役御免でいいとは思うのですが、粗大ゴミというのはなんとも気が引けます。
大切にしてくれる所へ受け継がれてくれれば…と願ってしまいますね。
飾らなくなった人形を供養するには

出典 http://www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_7445.html
どんなものでも「人形」というものは、処分しにくいものです。
上手に手放すには「人形供養」に出すのが一番いいと思いますよ。
いわゆる「人形寺」などで供養していただく方法です。
近所の神社やお寺に相談すると、引き受けてくれるところもあります。
これは「捨てる」というのではなく、きちんと供養してくれるものです。
思い入れのあるお人形の供養を見届けたいなら、公開供養をしてくれるところもあります。
供養の費用に関しても、「人形一体に対していくら」というところと、「何体であっても一回の供養でいくら」というところがあります。
遠方の場合、郵送で受け付けてくれるところもありますので、ご自身の希望に合ったところを選ばれてください。
ちなみに、公開供養があり、費用も比較的安価で、郵送も可なお寺さんをご紹介しておきますね。
→本寿院
全国の人形供養をしている神社・お寺の一覧もご紹介しておきます。
ご参考にしていただればと思います。
今回のまとめ

出典 http://www.irasutoya.com/2012/03/blog-post.html
男の子が生まれて兜飾りや五月人形を買う時は、みなさんきっとすごく嬉しい気持ちなんだろうな~と思います。
でも、飾らなくなった人形を処分する時は、やっぱり淋しい気持ちになりますよね。
私はどうしても人形ってゴミとして捨てられないんです。
魂が宿るというか…ちょっと人間に近いものを感じてしまうんですね。
ですから、お別れする時はきちんとお礼を言って、供養してあげたいと思うんです。
これは気持ちの問題で、ご自分がいいと思えば普通に捨ててしまってもいいと思います。
ただ「人形供養」というシステムができたということは、きっと私と同じように思い入れのある人が多いんだと感じます。
こればかりは感情の問題ですので、ご自身にとって最適な方法を取られてくださいね(^^)
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