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「こいのぼり」と「鯉のぼり」の全歌詞紹介と歌詞の謎について

   

歌う

出典 http://www.irasutoya.com/2013/01/blog-post_3286.html

端午の節句が近くなると、色々なところで聴かれるのが「こいのぼり」の歌。

長年親しまれている動揺で、日本人なら殆どの人が知っている曲ではないでしょうか?

「屋根より高い こいのぼり~♪」

残念なことに最近は、この歌詞のように大きなこいのぼりはあまり見かけなくなりましたが。

ところで、この「こいのぼり」の歌ですが、2番まであるって知っていましたか?

そして「甍の波と雲の波~♪」で始まる歌。

これも「鯉のぼり」という歌なんです!

今回は2つのこいのぼりに関する歌についてお話したいと思います。
 
 

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「こいのぼり」の2番は?

こいのぼり

出典 http://www.irasutoya.com/2014/04/blog-post_30.html

有名な「屋根より高い こいのぼり~♪」は、近藤宮古さんという方が作詞された有名な歌です。

でも、ふと思えば1番の歌詞しか知らないような…?

動揺って大抵2番や3番があるものですよね。

調べてみたところ、やはり2番が存在しました!

では、1番と一緒に歌詞をご紹介しますね。

◆1番
やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとうさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる

◆2番
みどりのかぜにさそわれて
ひらひらはためく ふきながし
くるくるまわる かざぐるま
おもしろそうにおよいでる

いかがですか?

私は2番の歌詞、全く記憶にありませんでした^^;

でも「おかあさん」が出てくる歌詞があったような…?

と思い、更に調べるとありました!ありました!

「おかあさん」が出てくる歌詞はコチラです。
 
 
やねよりたかい こいのぼり
おおきいひごいは おかあさん
ちいさいまごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる

 
 
でも、これって一体何番の歌詞?

調べると、どんどんと違う歌詞が出て来てしまいました☆
 
 

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「こいのぼり」の歌詞の謎

疑問

出典 http://www.irasutoya.com/2015/01/blog-post_992.html

実は「こいのぼり」の曲で、先ほどご紹介したのとはまた違う歌詞が存在するようです。
 
 
ごがつのかぜに こいのぼり
めだまをちかちか ひからせて
おびれをくるくる おどらせて
あかるいそらを およいでる

 
 
これはもしかして、幻の3番では!?…とも言われてるようです。

実はとても謎が多い「こいのぼり」

これにはこの歌が作られた時代背景が大きく影響しているようです。

この曲が発表されたのは1932(昭和7)年のこと。

時代的には家長である父親の存在が絶対的に強かったこと。

鯉のぼりは男の子のお祝いということもありますが、女性の地位はまだまだ低く「真鯉は父」「緋鯉は息子」を意味していたんですね。

ですから、元々は「おかあさん」が出てくる歌詞は存在しなかったようです。

その後、段々と家族の大切さ、お母さんの地位が認められ、歌詞に変化が表れたんですね。

そして、鯉のぼりの数も段々と増え、家族の象徴になっていったようです。

時代と共に歌詞を変化しても受け継がれるほど、愛されている歌なんですね(^^)
 
 

「鯉のぼり」の歌詞と意味

滝登り

出典 http://www.irasutoya.com/2015/02/blog-post_222.html

さて、こいのぼりと言えばもう一つ有名な歌があります。

こちらも私は1番しか歌詞を知りませんでした^^;

しかも、ちょっと意味が分かりにくい歌詞ですよね?

1~3番までの歌詞をご紹介します。

◆1番
甍(いらか)の波と 雲の波
重なる波の 中空(なかぞら)を
橘(たちばな)かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり

◆2番
開ける広き 其の口に
舟をも呑(の)まん 様(さま)見えて
ゆたかに振(ふる)う 尾鰭(おひれ)には
物に動ぜぬ姿あり

◆3番
百瀬(ももせ)の滝を 登りなば
忽(たちま)ち竜に なりぬべき
わが身に似よや 男子(おのこご)と
空に躍るや 鯉のぼり

 
 
なかなかカッコイイ風情の歌詞なのですが、意味が伝わりにくくないですか?

昔から歌われている動揺って、言葉が古くて意味が分かりにくいものが多いんですよね^^;

お子さんに聞かれちゃうこともあると思うので、今風に訳してみました。

◆1番
屋根の瓦の波と 向こうに広かる雲の波
波が重なるような空の中を
橘(たちばな)の花の香りがする 朝の風をうけて
高く泳いでいる 鯉のぼり

◆2番
大きく開いた口は 
船さえも 飲み込んでしまいそうに見える
堂々と大きく揺れる尾びれには、
何事にも動じない 姿がある

◆3番
大きな滝をのぼり 竜にかわった(←という伝説がある)
「そのような私のように育つのですよ。男子」
そう言っているかのように 空に躍っている 鯉のぼり

こんなところでしょうか?

子供の頃、この勇ましい感じの曲が好きでしたね♪
 
 

今回のまとめ

こいのぼり2匹

出典 http://www.irasutoya.com/2012/03/blog-post_04.html

小さい頃によく歌った歌、あの頃は歌詞の意味も考えずに、ただ歌うことが楽しかったですね。

大人になってよくよくその意味を考えてみると、結構びっくりすることが多いです^^;

まぁ、動揺に限らず歌謡曲などでもあるんですが☆

昔からの歌は歌詞が古くて、意味が分かりにくい曲が多いんですよね。

「君が代」もそうですが、「アヴェ・マリア」や「もろびとこぞりて」などの歌詞も、分かりにくくないですか?

でも、個人的には味のある歌詞だと思っているので、敢えてこのままでもいいな~と思っています(^^)

みなさんもお子さんに尋ねられたら、頑張って答えてあげてくださいね♪
 
 

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