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ヘルパンギーナと手足口病とプール熱の違いはウイルス!

   

発熱

出典 http://www.irasutoya.com/2014/06/blog-post_8917.html

主に子供がかかる夏風邪ですが、その病名は様々です。

「ヘルパンギーナ」「手足口病」「プール熱」

どれも同じ風邪だと思っていませんか?

特にヘルパンギーナと手足口病は症状がとても似ていることから混同されてしまいがち。

周囲で手足口病が流行っているからと言って、自分の子供も同じ病気とは限りません。

今回は夏に多い3つの風邪の症状の違いについてお話したいと思います。
 
 

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ヘルパンギーナとは?

高熱

出典 http://www.irasutoya.com/2013/07/blog-post_6196.html

突然発熱するという症状が多いヘルパンギーナ。

口の中に痛みを伴う水疱ができ、口内炎のような潰瘍もできることがあります。

一番多くかかる年齢は4歳以下ですが、0歳児はそれほどかからないようです。

感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染ですから、子供から子供へ感染が拡大することが多いですね。

もちろん、子供から大人にも感染します!

おむつ替えの時など、要注意ですよ。

大人の方が痛みが強くでることが多いので、感染したらしっかり療養しましょう。

高熱が出ることもあるので注意が必要です。

ちなみに病原体はエンテロウイルス属のコクサッキーウイルスA群であることが多いです。

感染してから病気が発生するいわゆる潜伏期間ですが、2~4日くらい。

滅多に重症化することはありませんが、症状が重いと思われる場合は専門医の診察を受けましょう。
 
 

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手足口病とは?

手足口病については、こちらの記事で紹介しております。

手足口病とは?潜伏期間と感染期間・いつまでうつるの?

手足口病の時の食事にオススメ!子供も大人も食べやすいメニュー

とても症状がヘルパンギーナと似ています。

病原体はエンテロウイルスであることが多いですね。

一概にエンテロウイスルと言っても、非常に種類が多く、素人にはさっぱり分かりません^^;

素人でもヘルパンギーナと手足口病の違いが分かるとしたら、熱の出方くらいでしょうか。

手足口病では発熱しても38度くらいまでですが、ヘルパンギーナの場合は39度から40度の高熱が出ることがあります。

どちらの病気も特効薬は存在しませんので、安静にして栄養と水分を摂り、自然に治るに任せるしかありません。

ただ、症状が明らかに思い場合は、ヘルパンギーナと同じく重症化する心配がありますので、医師に相談しましょう。
 
 

プール熱とは?

結膜炎

出典 http://www.irasutoya.com/2013/10/blog-post_6611.html

ちょっと面白いネーミングの病気ですよね。

恐らくプールや温泉施設で感染することがあるから、この名がついたのだと思いますが…。

この病気の症状は発熱、のどの痛み、頭痛、倦怠感、そして結膜炎です。

患者の約6割は5歳以下の幼児だそうで、次いで小学生が多く感染するそうです。

やはりプールで感染するんでしょうか?

病原体はアデノウイスル。

このウイルスはとても感染力が強く、感染経路は飛沫感染、接触感染です。

プール熱も特効薬が存在しません☆

症状に応じて対症療法を行うしかないので、目に症状がでたら眼科も受診してくださいね。

この病気も重症化するのはレアケースです。

時間の経過とともに症状は緩和されていきます。
 
 

今回のまとめ

授乳

出典 http://www.irasutoya.com/2016/02/blog-post_762.html

やはりお子さんのいるご家庭ではどうしてもママに移ってしまいがちですよね^^;

同じ家に居て、子供に接触しないで生活するなんてまず不可能です☆

それでも出来うる限り、ウイルスに感染しないよう、気を付けてください。

ママがダウンしてしまっては、大変なことになりますから!

特にこの手の夏風邪は、大人の方が症状がひどく出ることが多いようです。

みなさん、くれぐれもお気をつけて!
 
 

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