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【イカ・カニ・ウサギ】物の数え方のおかしな単位の理由とは?

   

イカ

出典 http://www.irasutoya.com/2013/02/blog-post_6.html

イカやカニは「1杯、2杯」、ウサギは「1羽、2羽」、タンスは「一棹、二棹」と数えるのをご存知ですか?

この他にも面白い物の数え方はたくさんあります。

これって日本独特の単位のような気がしますよね?

意外と知らなくて、恥ずかしい思いをしてしまったこともあります^^;

今回は物の数え方と、なぜこんな単位になったのか、その理由についてお話したいと思います。
 
 

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物の数え方には由来があった!

うさぎ

出典 http://www.irasutoya.com/2015/01/blog-post_58.html

物によって数え方の単位が違うのは、その歴史に理由があるんだそうです。

いくつかその由来をお話しますね。
 
 
◆イカ
胴体をひっくり返すと、形が入れ物のように見えることから「1杯、2杯」となった。
 
 
◆ウサギ
昔、四足の獣を食べることが禁じられていた僧侶が「ウサギ」を「鳥」と偽って食べたから「1羽、2羽」となった。

また、動物の中でもウサギだけは鳥と同じように網を使って捕まえたからとも。
 
 
◆タンス
タンスを運ぶ時に、棹にかけて運んだことから「一棹、二棹」となった。
 
 
◆思い出の写真
昔から日本人には落ち葉を愛でる感性があり、このことから大切な写真や葉書などは木の葉に例えて「一葉、二葉」と数える。
 
 
以上は代表的なお話ですが、どれも様々な由来があるのですね。

個人的には思い出の写真を「一葉」と数えるのが素敵だな~と思いましたね(^^)
 
 

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物の数え方一覧

写真

出典 http://www.irasutoya.com/2015/01/blog-post_37.html

物の数え方には面白い単位がたくさんあります。

個人的に知らなかったものや、面白いな~と思ったものをご紹介しますね♪

・椅子・・・・・一脚
・遺体・・・・・一体
・位牌・・・・・一柱(ひとはしら)
・折詰・・・・・一折(ひとおり)
・鏡・・・・・・一面、一枚
・カップ・・・・一客
・鐘・・・・・・一口(いっこう)
・キャベツ・・・一玉
・銀行・・・・・一行(いっこう)
・劇団・・・・・一座
・煙・・・・・・一筋、一条、一本
・口座・・・・・一口
・琴・・・・・・一面、一張り
・刺身・・・・・一切れ、一さく
・神社・・・・・一社
・硯・・・・・・一面
・大砲・・・・・一門
・たらこ・・・・一腹
・壺・・・・・・一口(いっく、いっこう)
・寺・・・・・・一寺(いちじ)
・刀剣・・・・・一振り
・トンネル・・・一本
・荷物・・・・・一梱(ひとこり)
・小さな船・・・一艘
・大きな船・・・一隻
・包丁・・・・・一挺
・まな板・・・・一挺
・目刺し・・・・一連
・山・・・・・・一座、一山

神様

出典 http://www.irasutoya.com/2014/04/blog-post_6699.html

みなさんは、いくつご存知でしたか?

言われてみれば、なるほどな~という単位が多いですよね!

面白いと思ったのは、包丁やまな板もビストルのように「一挺」と数えるところ。

ある意味「武器」になるんでしょうか?

「挺」は真っ直ぐな棒を表すそうで、ハサミやアイロンも挺と数えるんだそうです。

煙は単位が色々ありますが、どれも納得できる表現ですよね。

小説などで煙を表現する時、「一本の」と書くか「一筋の」と書くかで大分雰囲気が変わりそうです。

日本語って、すごく表現豊かな言葉なんだな~と改めて実感しました(^^)

ちなみにお位牌は「一柱」でしたが、神様の数え方も同じなんだそうですよ!
 
 

今回のまとめ

物の数え方は調べてみると、無数にあって興味深いです。

今回はごく一部をご紹介しました。

たくさんの語彙を知っていて、表現力が豊かだと人として素敵ですよね♪

こういった雑学を知っていると、会話の幅も広がりますので、何かのお役に立てれば幸いです(^^)
 
 

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