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手紙などの「御中」「様」「殿」「宛」の正確な使い方は?

   

封筒

出典 http://www.irasutoya.com/2014/07/blog-post_4354.html

ビジネスの場では、会社宛に郵便物を出すことが多いですよね。

その時、宛名につける敬称を迷ったことはありませんか?

御中・様・殿…色々な敬称がありますよね。

相手が会社などの組織なら「御中」をつける…そう思っていませんか?

実はコレ、そういった意味じゃないんですよ!!

今回は手紙などにつける敬称のアレコレについてお話したいと思います。
 
 

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御中の意味とは?様との違い

はてな

出典 http://www.irasutoya.com/2013/06/blog-post_7885.html

会社などの組織に郵便物を出す際には「御中」を付ける。

コレ、実は間違いなんだそうです。

「御中」とは、その組織の誰か分からない時に使う敬称なんだそうですよ。

直接誰かは分からないけれど「その組織の中の誰か」という場合に使います。

ですから、明確に誰かが分かっている場合には「〇〇係」「〇〇様」となります。

また、封筒の真ん中には相手の名前が真ん中に来るように書きます。

名前が分からず会社宛に送る場合は「株式会社〇〇〇御中」が真ん中に来ます。

「株式会社〇〇〇 △△様」と書く場合は、△△様が真ん中に来るように書きましょう。

やってはいけないのは「株式会社〇〇〇御中 △△様」です。

これは敬称が重複してしまうので、間違いです。

宛名につける敬称は1つとなります。

勘違いされている方が多いので、ここは気をつけましょうね!
 
 

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「様」「殿」「宛」の違いは?

書類


出典 http://www.irasutoya.com/2015/05/blog-post_85.html

様・殿・宛などの正確な違いってご存知ですか?

それぞれの使い分けについてご説明しますね。

【様】
目上の人、お客様などに使います。同等・格下・親しい人にも使えます。
 
 
【殿】
同等・格下・親しい人に使います。目上のひとやお客様などには使いません。
 
 
【宛】
自分を宛先にする場合(往復はがきの返信側、返信用封筒に記入する時)に使います。
「宛」の代わりに「行」を使ってもかまいません。
また「宛」と書かれた郵便物を返信する際は、「様」または「御中」と書き直すのが礼儀です。
 
 
いかがですか?

迷うのは「様」と「殿」だと思います。

名前に「様」や「殿」という敬称をつけるのはいいのですが、役職名につけるのはマナー違反です。

例えば「〇〇社長様」とか「△△専務殿」のような使い方はNGです。

役職名にはすでに敬称が込められているので、「様」や「殿」をつけることは重複になってしまんですね。

また「殿」は文書のみに使われる敬称で、口語では使いません。

口語で使ってしまうと、相手を馬鹿にしているとも取られかねませんので注意しましょう!

「殿」はビジネス文書ではよく見受けられますが、場合によっては相手が失礼と感じてしまうことがありますので、迷った時は「様」を使っておけば間違いはありません。
 
 

今回のまとめ

びっくり

出典 http://www.irasutoya.com/2014/05/blog-post_4655.html

普段何気なく使っている敬称ですが、改めて調べてみると意外に知らないことがあり、びっくりしました^^;

大人になると「どうしてこのような使い方をするんですか?」と素直に聞けないこともありますよね。

知らず知らず失礼な使い方をしていた…なんてことにならないよう気を付けましょう。

以前、勤めていた会社で得意先宛の封筒の表書きに「〇〇会社 △△ 御中様殿」と書いて出してしまった男性社員がいました。

もちろんその後、先方から「大変失礼である」とお叱りを受けたことは言うまでもありません☆

その男性社員曰く「敬称はたくさんつけた方がより丁寧になると思ったから」とのことでしたが、この一人の思い込みで会社の品格まで疑われてしまう事態に…。

一社員の行動で会社の印象が悪くなることもありますので、最低限のビジネスマナーは身に付けたいものですね!
 
 

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 - 生活雑学・マナー