柏餅の葉っぱは食べるもの?端午の節句に食べる意味は?

出典 http://www.irasutoya.com/2012/03/blog-post_02.html
端午の節句と言えば、柏餅ですよね~♪
あ、でもこれは関東のお話で関西ではちまきをいただくんですよね。
桃の節句の時も関東と関西で違いがありましたが、端午の節句もそうなんですね!
桜餅といえば、あの桜の葉は食べても食べなくてもお好みで…ということでした。
ちなみに私は食べる派です♪
でも、柏餅の葉っぱってみなさんはどうしてますか?
ちょっと分厚くて…食べるにはどうかな?と思うのですが^^;
今回は柏餅の葉っぱについて、また端午の節句に食べる意味についてもお話したいと思います。
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柏餅の葉っぱは食べるもの?

出典 http://www.irasutoya.com/2014/05/blog-post_1932.html
かしわ餅は漢字では「柏餅」と書くのが一般的ですが、実は使われる葉っぱは「槲」の木の葉なんです。
この木は我が家の庭に植えてありまして、緑色の葉なのですが秋には茶色に変化していきます。
新芽が出るまで古い葉が落ちないので、一年中葉っぱがついていましたね。
ちょっとゴワゴワした質感の葉で、食べるのは想像できなかったのですが…。
調べてみたところ、やっぱり食べない物なんだそうです^^;
食べても害はないそうですよ。綺麗に洗われていますし。
実はどんな味がするのか、気になってトライしてみました。
そういたら香りはいいのですが、筋が噛みきれないし、味も…美味しくは無いです☆
そもそも柏餅ほを葉っぱで巻くのは、香りづけが目的なんだそうですよ。
それとカシワには抗菌作用があるので、冷蔵庫が無かった時代、長持ちさせるために使ったんだとか。
またお餅が乾くのを防止するという効果もあるんですね。
食べる時にお餅が手にくっつかず、綺麗に食べられるという利点もあります。
昔からの知恵なんですね~。
身を持って体験して言えますが、柏餅の葉っぱは残すべきです!
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柏餅を端午の節句に食べる意味は?

出典 http://www.irasutoya.com/2014/05/blog-post_6983.html
端午の節句に関東では柏餅を、関西ではちまきを食べる風習があります。
柏餅が端午の節句に食べられるようになったのは、1660年くらいからと言われています。
槲の木は神様へのお供え物を盛り付ける器として利用されてきました。
神聖な木である槲は、新芽が出るまで古い葉が落ちない。
つまり子供が生まれるまでは親は死なないという子孫繁栄を表しているんですね。
古来から家系が絶えないよう、様々な縁担ぎがあったのですね。
とても縁起が良いということもあり、古くから食べ続けられてきたようですよ。
そして関西で食べられるちまき。
これは中国から由来してきた食べ物です。
災いを避ける食べ物として古くから食べられていて、平安時代に日本に伝わったと言われています。
日本では元々、茅(ちがや)の葉が使われていたので「ちがやまき」と呼ばれていましたが、いつの間にか短くなり「ちまき」に定着しました。
関東ではちまきって、あまり見ないんですよね。
できれば端午の節句には、両方味わいたいものです(^^)
今回のまとめ

出典 http://www.irasutoya.com/2013/06/blog-post_7576.html
私は柏餅というと、中身は小豆あんだと信じて疑いませんでした。
ところが、以前いただいた柏餅の中身が味噌あんで、とてもびっくりしました!
一般的にカシワの葉の表で巻いているのが味噌あん、裏で巻いているのが小豆あんとなっているんですって☆
そんな見分け方をしていたなんで、全く知りませんでした^^;
関西方面に柏餅が定着しなかったのは、カシワの葉が西の方面では手に入りにくかったからかもしれませんね。
同じ日本でも地方によって違う食べ物でお祝いするなんて、なかなか興味深いです。
今年の端午の節句には、ぜひちまきもいただいてみたいと思います♪
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